久しぶりに善福寺公園まで散歩。
素晴らしかった。
きのうは通勤途上で一駅分歩き井の頭公園を経由してみたが、午後だったせいもあるだろう、もう人また人。満開をとうにすぎた平日でこれだから、週末の混雑は推して知るべしである。
だが善福寺公園は、地の利が悪いことが幸いしてとても静かだった。午前中(昼近くだったけれど)ということもあるだろうが、ブルーシートの場所取りもほとんどない。
桜はすでに散り始めているが、それがまるで雪のようでまた美しい。とても暖かいのだが少し風があり、風が吹くたび文字通りの花吹雪。
道にも散った花びらが敷き詰められている。

井の頭公園の桜の木は池の際に植えられているが、ここの桜は池の周囲の道を隔てて植えられている。そして大きな枝が池の上まで伸びている。だから道が桜のトンネルのようになっているのだ。
その中でもすばらしい枝振りの木の下にあったベンチに座って一休み。桜花の天蓋をいただいた特別席だ。私の上にも花びらが絶えず降ってくる。
池の水面にも花びらが敷き詰められているが、足こぎボートが通るとそれがまるでモーゼの奇跡のように左右に分かれ、一筋の航跡が残る。

なんて美しいときだったろうか。
花見!と称して小金井公園にわいわい出かけていったのは先日日曜日で、この日も桜はもちろん美しかったが、ちょっと寒くて天気もいまひとつ。まあこの日は「花よりダンゴ、ダンゴより肉、肉より酒!」というのが当初からのコンセプトなのでそれはそれでまったくオッケー。例によって楽しかったしね。
でも本来の花見のコンセプトから言ったら、ひとりっきりだったけど、今日が最高だったなあ。
なんでも楽しくて、嬉しい。
佳き哉佳き哉。
地面にも目をやると、すみれやタンポポがたくさん咲いている。
ふと、「ちりとてちん」で師匠の十八番だった「愛宕山」の一節が頭に浮かぶ。
「…野辺へ出てまいりますと、春先のことで、空にはひばりがピーチクパーチクピーチクパーチクさえずって、下にはレンゲ、タンポポの花盛り。
陽炎がこうもえ立ちまして、遠山にはすーっと霞の帯を引いたよう。
麦が青々と伸びて、菜種の花が彩っていようかという本陽気。
やっかましゅう言うてやってまいります、
その道中の、陽〜〜気なこと!!」
人生という道中を陽〜〜気に行こう!
(あらためて「ちりとてちん」のメッセージが身にしみる)
posted by おーゆみこ at 14:43|
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